会計ソフト マネーフォワード クラウド会計に売上データをアップロードする方法
売上データを会計ソフトに落とし込む作業は非常に手間がかかる作業です。
税理士や会計事務所に経理業務を委託していない宿は、こちらの手順を参考に業務を効率化しましょう。
※こちらのヘルプページの内容はあくまで方法の一つですので、宿にとって正しい処理内容になるとは限りません。
詳細については税理士や会計事務所、或いはマネーフォワードのサポートに確認してください。
(1)Beds24のカスタムレポートをcsvでダウンロード
1.レポート▼ > カスタムレポートのページで、プルダウンリストから未設定のカスタムレポートを選択します。
2.レポートタイトルに任意の名称を入力します。
3.データを抽出する基準日を指定します。
今回はチェックインベースで1ヶ月分(2020/11/1〜11/30)のデータを抽出できるように、チェックアウトと予約日は「Any Date」を選択しています。
※キャンセル料を徴収している宿は、「状態」で「すべて」を選択してください。
4.「列を表示する」に画像の項目をドラッグ&ドロップで設定します。
※こちらの画像の通りに設定してください。
5.「予約元のOTA」で売上データを抽出したいOTAを選択します。
自社HPを含む全てのOTAのデータを抽出する場合は「すべて」を選択します。
※OTAによって、Beds24に決済額を流さない場合がございますのでご注意ください。
6.「Sort By」で「Check in」を選択し(チェックインベースで抽出する為)、「日付形式」を「YYYY -MM-DD」にしてセーブします。
7.下部に問題なくプレビューが表示されていることを確認し、「csv」ボタンを押してファイルをダウンロードします。
※プレビューが表示されない場合は「show report」ボタンを押してください。
8.スプレッドシートでダウンロードしたcsvファイルを開きます。
※スプレッドシートについて詳しくはこちら(外部リンク)
9.問題なくデータが表示されていることを確認します。
(2)マネーフォワードからサンプルcsvをダウンロード
1.マネーフォワード管理画面 > 販売管理台帳の画面で、取引追加 > CSVアップロードをクリックします。
2.「サンプルCSV」を選択し、「サンプルをダウンロードする」をクリックします。
※文字コードについては、Windowsの場合は「SHIFT-JIS」、Macの場合は「UTF-8」を選択してください。
3.スプレッドシートでダウンロードしたcsvファイルを開きます。
※スプレッドシートについて詳しくはこちら(外部リンク)
4.記入例が入力されている2〜8行目を削除します。
(3)サンプルのスプレッドシートにカスタムレポートのデータを貼り付け
1.サンプルシートを見やすくするために、スプレッドシートを全選択し、画像の赤丸の箇所(A列とB列の境目)をダブルクリックして列の幅を狭めます。
※こちらは必ず行わなくてはいけない手順ではありません。
2.Beds24からダウンロードしたファイルの項目を、サンプルのシートに貼り付け、入力必須の列を埋めていきます。
※太字は入力必須項目です。
- B列:取引IDに「予約ID」を貼り付けます。
- C列:「スポット」と入力します。
- D列:取引日に「予約日」を貼り付けます。
- E列:取引開始日に「開始日」を貼り付けます。
- F列:取引終了日に「終了日」を貼り付けます。
- G列:取引先名に「フルネーム」を貼り付けます。
- I列:品名に「宿泊」など、任意の品名を入力します。
- J列:単価に「請求書支払い JPY」を貼り付けます。※カンマが自動入力された場合は、カンマなしの表示形式に変更してください。
- K列:数量は1を入力します。
- P列:消費税に「10%、軽8%、8%、5%、免税、非課税、不課税」のいずれかを入力します。
- Q列:源泉徴収対象に「対象」もしくは「対象外」のどちらかを入力します。
3.編集が完了したスプレッドシートをcsvでダウンロードします。
(4)csvファイルをマネーフォワードにアップロード
1.マネーフォワード管理画面 > 販売管理台帳の画面で、取引追加 > CSVアップロードをクリックし、ポップアップからcsvファイルをアップロードします。
2.同じ画面にてアップロードした情報が表示されます。
※ファイルがうまくアップロードされない場合は、マネーフォワード管理画面右下のオンラインチャットから問い合わせてください。
注意
こちらのヘルプページの内容はあくまで方法の一つです。
宿にとって正しい処理内容になるとは限りません。
詳細については税理士や会計事務所、或いはマネーフォワードのサポートに確認してください。