価格の設定

価格の設定は、大きく分けて3種類あります。

  1. 定価とクリーニング代
  2. 追加の人の料金
  3. レート

順番にご説明します。

念のため、エアビーのサポート(TEL:03-4580-0999)、Booking.comのパートナーサポート(TEL: 03-6837-0400)の番号を記載しておきます。

1.定価とクリーニング代

設定場所: 設定  >  サイトコントローラーなど  > Property Content  > 部屋の内容

定価は上記の場所で設定できます。Rack Rateという部分が、定価の意味です。以下の画像がその場所です。

エアビーの場合、Rack Rate の下にある、クリーニング代という部分に、クリーニング代も入力します。Booking.comはここに入力しても、実際の予約ページには反映されません。

注意点1:

Booking.comでは、クリーニング代というのは、Booking.comのパートナーサポート(TEL: 03-6837-0400)に電話してBooking.com内で設定します。ここで設定できるクリーニング代というのは、エアビーのクリーニング代のみです。

注意点2:

定価であるRack Rateは高めの値段設定をしておきます。目安は、桜の季節、年末年始などの非常に高い値段を設定できる時期の値段です。理由は、後ほど後述する「レート」と「定価」で違う値段を設定した場合、Beds24は、「低い方の価格」を各OTAに送信する為です。故に、定価で安い価格を設定してしまうと、後述するレートで設定する価格の意味がなくなってしまいます。

基本的には、皆様には後述するレートで価格の設定を行って頂きます。

定価は、レートが設定されてない日程で、在庫が入ってる場合も送信される為、定価を低い値段にしておくと、その低い値段が、皆様の意図とは違う形で各OTAに送信されます。

故に、注意点2では、「意図せず、低い価格が各OTAに送信される事を防ぐ為、定価は高めに設定する」ということを、抑えて頂ければ幸いです。

2.追加の人の料金

これはエアビーに限った情報です。Booking.comの追加人数については、後述の3.レートで詳述します。

設定  >  サイトコントローラーなど  > AirBnB.com XML  > 特定のコンテンツ>Pricing>追加人数料金

で設定します。以下の画像の3000が入力されている場所です。

更に、その追加人数料金の上の欄の「宿泊客は含まれています」という部分も重要です。これは、その部屋の基本価格の宿泊人数です。以下に具体例をあげます。

皆様が、4人部屋を管理されてて、4人の宿泊で12,000円、2人の宿泊で5,000円の基本価格を設定したいとします。

その場合、上記画像の様に、「宿泊客は含まれています」に、2とした場合、2人泊まった場合は、基本の価格が適用されます。基本の価格は、「定価」や、後述する「レート」で操作します。

「宿泊客は含まれています」を「2」とし、3人宿泊の場合は、基本の価格+追加料金人数1人分の(3,000円)が適用されます。

同様な理由で、4人の場合は、基本の価格+追加料金人数2人分の(6,000円)が適用されます。

3-1. レート

場所:料金>レートを追加をクリックします。

3-1-1:概要(Booking.comの場合)

場所:料金>レートを追加>概要

以下の7つの場所を編集します。この7つ以外は、編集の必要が有りません。

①~⑦を以下でご説明します。

①Rate name(レートの名前)

Rate nameとは、このレートの名前です。Booking.com閑散期、Booking.com繁忙期、Booking.com特別期間(年末年始など)、Booking.com平日、Booking.com休日などの名前をつけましょう。

②客室料金(ブッキングドットコム の場合)

これは、部屋の最大の人数の場合の値段を記載します。4人部屋なら4人分の値段を記載します。エアビーの料金設定は、後述しています。

Beds24は、Booking.comには100%の場合の値段一つしか流しません。

Booking.comに、「Beds24からは一つの値段をstandard rateに流してる。その料金は基本料金で、XX名が泊まれる。non refundable は、+OOOO円にして欲しい。追加人数の場合の料金は+OOOOにして欲しい。」とお伝え願います。

Booking.comのサポートだけが、これを操作できます。皆様がBooking.comの中で操作はできません。

③、④開始日と終了日

このレートを適用する、開始日と終了日を設定します。桜の季節だけなら、3月20日~4月15日くらいまでを設定しましょう。

⑤最低宿泊日数

民泊を含め、宿泊業では最大のコストは、掃除の費用です。1泊の客はなるべく避けたいものです。最低宿泊日数は、2泊を設定することを弊社はお薦めします。

⑥チェックインまでの日数

これは、手仕舞いのことです。例えば、これを1日と設定すると、宿泊客は当日予約ができなくなります。

⑦料金の可

これは、曜日によって、このレートを適用するかどうかを選択できます。例えば、月曜日から金曜日の平日だけに適用するレート、土曜日と金曜日だけ適用するレート、水曜日だけ適用するレートなど、多くの組み合わせが可能です。

例として、開始日が3/1、終了日が3/31のレートを作成し、金曜日と土曜日だけチェックを入れると、そのレートの値段や最低宿泊日数は、3月の金曜日と土曜日だけ適用されます。

3-1-2:部屋

場所:料金>レートを追加>部屋

以下の場所で、プロパティ(施設名)とルームを選択します。

提供の部分は、デフォルトのままにします。

複数の施設やルームがある場合は、ここで、このレートの適用先のルームかを確認します。

3-1-3:チャンネル

場所:料金>レートを追加>チャンネル

ここで編集するのは、以下の二つのポイントだけです。

まず、デフォルトでは、チャンネル(OTA)に全てにチェックが入っています。これを「全ての選択を解除」を押して、チェックを外します。

そして、Booking.comだけにチェックを入れ、コードを取得するを押します。

そうすると、以下のように、「100xxxxx: standard rate」などのコードが自動で出てきますので、それをクリックすると、何も入ってない箱にそのコードが以下の画像のように挿入されます。

コードが自動で出てこない場合、そもそもその部屋とBooking.comが繋がっていないということが考えられます。

こちらのページを参考にして、Booking.comとBeds24を繋げて下さい。

以下の画面の右上の「セーブ」を押します。

セーブを押すと、以下のように、トップ画面>カレンダーの部分の緑色の横線の様に、レートが反映されていることが確認できます。

3-2-1. レート(エアビーの場合)

場所:料金>レートを追加をクリックします。

次に、以下の画像の様なポップアップが出てくるので、そこの「概要」の①~⑦を編集します。②の部分以外はBooking.comのレートの同じ説明です。

①Rate name(レートの名前)

Rate nameとは、このレートの名前です。エアビー閑散期、エアビー繁忙期、エアビー特別期間(年末年始など)、エアビー平日、エアビー休日などの名前をつけましょう。

②客室料金(エアビーの場合)

これは、部屋の基本の人数の値段を記載します。6人が最大定員で、3人分の値段を基本としたい場合の例を記載します。

例—————–

客室料金の部分にチェックを入れ、3人の基本の値段を入れます。その状態で、画面の下の方にあるセーブのボタンをクリックします。

一旦、ページが閉じられるので、閉じてしまったレートをクリックして、またポップアップさせます。

その後、上記の画像の「まで3人」と書いてある部分を、押します。ここには、デフォルトでは、「最大客室容量」と記載されています。「最大客室容量」をクリックし、基本の料金の定員である「まで3人」を選択します。

もし、基本の料金の定員が、4人であれば、「まで4人」を選択します。

そして、人数追加料金の欄に、一人追加ごとの値段を挿入します。上記画像では、3500.00(三千五百円)が記入されています。

この状態だと、3人までは16000円、4人は19500円、5人は、23000円、6人は26500円がエアビーの対象のリスティングで表示される様になります。

2.追加の人の料金 の部分で似た様な設定の説明をしています。以下の画像は再掲です。

ここでは、「宿泊客は含まれていますか」と、「追加料金」の設定する部分があります。

この再掲の画像では、「宿泊客は含まれていますか」は「2」、と、「追加料金」は「3000」が記入されています。

しかし、レートの客室料金の「まで3人」を選択している場合、

「宿泊客は含まれていますか」は「3」、

人数追加料金が、3500の場合、「追加人数料金」(場所:設定  >  サイトコントローラーなど  > AirBnB.com XML  > 特定のコンテンツ>Pricing>追加人数料金)も、同額の3500円を記入して下さい。

—————–

③、④開始日と終了日

このレートを適用する、開始日と終了日を設定します。京都で桜の季節だけのレートの設定なら、3月20日~4月15日くらいまでを設定しましょう。

⑤最低宿泊日数

民泊を含め、宿泊業では最大のコストは、掃除の費用です。1泊の客はなるべく避けたいものです。最低宿泊日数は、2泊を設定することを弊社はお薦めします。

⑥チェックインまでの日数

これは、手仕舞いのことです。Booking.comと違い、この部分のエアビーの操作はエアビー内で行います。詳細は、エアビーのサポート(TEL:03-4580-0999)に連絡して詳細をお問い合わせ下さい。

⑦料金の可

これは、曜日によって、このレートを適用するかどうかを選択できます。例えば、月曜日から金曜日の平日だけに適用するレート、土曜日と金曜日だけ適用するレート、水曜日だけ適用するレートなど、多くの組み合わせが可能です。

例として、開始日が3/1、終了日が3/31のレートを作成し、金曜日と土曜日だけチェックを入れると、そのレートの値段や最低宿泊日数は、3月の金曜日と土曜日だけ適用されます。

3-2-2:部屋

場所:料金>レートを追加>部屋

以下の場所で、プロパティ(施設名)とルームを選択します。

提供の部分は、デフォルトのままにします。

複数の施設やルームがある場合は、ここで、このレートの適用先のルームかを確認します。

3-2-3:チャンネル(エアビーの場合)

場所:料金>レートを追加>チャンネル

ここで編集するのは、以下の二つのポイントだけです。

まず、デフォルトでは、チャンネル(OTA)に全てにチェックが入っています。これを「全ての選択を解除」を押して、チェックを外します。

そして、Airbnb.comの部分にだけにチェックを入れます。

以下の画面の右上の「セーブ」を押します。

セーブを押すと、以下のように、トップ画面>カレンダーの部分の緑色の横線の様に、レートが反映されていることが確認できます。

番外編:レートの色を変更する場合

場所:料金>レートを追加>概要>色

以下の画像の場所で変更できます。デフォルトの緑から他の色に変更できます。

その他のお伝えする事

Booking.comとエアビーを管理する目的では、Beds24の多くの機能は、使用しません。理由として、多くの機能は、Booking.comやエアビー以外のOTAの管理に使用します。故に、弊社では、日本ではほぼ利用されないOTAの為の他の機能の使用方法のご紹介を控えています。